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LORING, Beth , MS, CHFP /ローリング,ベス

2005年1月16日 掲載

ベス・ローリング写真
ベントレー大学デザイン&ユーザビリティ・センター 所長

経歴

タフツ大学でエンジニアリングの修士号を取得したほか、ヒューマンファクター・プロフェッショナルの公認資格を持つ。製品デザインとユーザビリティの分野で20年近いコンサルティング経験を持つ。ユーザーニーズ評価、ユーザーインターフェイス・デザイン、ユーザビリティ評価メソッド、そしてエルゴノミクスの専門家であり、家電製品、ウェブサイト、ソフトウェア、医療機器などのデザインとユーザビリティテストに携わる。

ローリング氏は、ボストンにあるIDEOプロダクト・デベロップメントで5年にわたって、ヒューマンファクター・チームのリーダーを経た後、アメリカン・インスティチュート・フォー・リサーチの主任研究員を務める。両職を通じて、ローリング氏は、様々な製品のデザインと評価を担当。この時期に扱った製品には、クライアントサーバソフト、インスリン注入器、ツーウェイ・ラジオ、病院内コミュニケーションシステム、デジタルカメラ、自動車のナビゲーションシステム、マイクロチップ製造システム、ホームネットワーキング技術などがある。また、米食品医薬品局と高度医療機器協会が採用している医療製品向けのヒューマンファクター標準規格に精通しており、食品医薬品局の規制遵守に関するチュートリアルも策定。

2001年以降、ベントレー大学デザイン&ユーザビリティ・センター所長を務める傍ら、同大学の情報デザイン・コーポレートコミュニケーション学科の客員教授も兼任。最近では、ウェブの分野において、金融、Eコマース、住宅ローン、教育、B2B分野などの多岐にわたるサイトで、ユーザビリティテストや専門評価(ヒューリスティック評価)を行なってきている。

ユーザビリティに関する発行論文数は15を超え、ケーススタディ本『ユーザーを理解する:ユーザー要件の実践ガイド(Understanding Your Users: A Practical Guide to User Requirements)』(モルガン・カウフマン・パブリッシャーズ発行、2005年)の共著者でもある。また、IDEA/ビジネスウイークとIDマガジンからデザイン賞を受賞。さらに、ヒューマンファクター&エルゴノミクス学会ニューイングランド支部、ボストン地域SIGCHIの元会長でもある。

著作

『Understanding Your Users: A Practical Guide to User Requirements』
出版:Morgan Kaufmann 2004.11.30
ISBN:1558609350

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