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[Keynote 3] ソシオメディアとITに関する未来展望
2005年2月12日 掲載
トラック | 基調講演 (同トラック講演一覧) |
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開催日 | 2005年3月2日 (水) (3月2日のタイムテーブル) |
開催時間 | 9時15分〜10時15分 |
開催場所 | TEPIAホール |
講演者 | Edward Barrett / エドワード・バレット (プロフィール) |
講演内容 |
「ソシオメディア」とは、コンピュータやネットワークといったテクノロジーによるメディアが、社会的な目的のために存在する、ということを意味しています。つまり、考えや発想などを含む情報全般を客観化し、交換し合い、共同作成し、さまざまなものを呼び起こして生みだし、意見を述べては練り直し、そして記憶する、などといった社会的目的です。 そして、このコンセプトには、さまざまなメディアを統合して、ディスプレーを通して操作することにより、私たちが使うことのできる「テキストの社会(The Society of Text )」を創出することをも含みます(この場合の「テキスト」とは、言葉、数字、画像、音声などを総称するものとして捉えてください)。つまり、コンピュータやネットワークによるメディアが、究極的には、社会構造そのものであり、このようなメディアを設計することは、知識の社会的設計のメカニズムを書き表しているということなのです。 本講演では、ウェブを始めとしたインタラクティブ・メディアの時代に、「ソシオメディア」のコンセプトを拡張しながら発展を試みている篠原 稔和氏(ソシオメディア・代表)との対談を通して、「ソシオメディア」の未来を展望します。 |
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