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CONSTANTINE, Larry /コンスタンティン,ラリー
2007年11月 2日 掲載
経歴
IDSA(The Industrial Designers Society of America)、ACM(Association for Computing Machinery)の著名なエンジニア。ソフトウェアやウェブアプリケーションのビジュアルデザインおよびインタラクションデザインにおいて受賞歴を持つデザイナー。設計メソッドの提唱者でもある。
現在はアクティビティモデリングと使用法中心設計を中心とした活動を展開しているが、ソフトウェアエンジニアリングの第一人者として、これまでにソフトウェアエンジニアリングおよびソフトウェアアプリケーションの設計・開発分野で多大に貢献。現在で使われている実践方法の基盤形成では、彼の概念や技法が多数活用されている。賞賛される彼のデザイン革新の中には、ヒューマン‐マシン・インタラクションの分野における複数の特許も含まれる。
コンピューターサイエンスとヒューマンサイエンスの両分野で積極的に執筆活動を行っており、これまでに175点以上の記事や論文、17冊の書籍を発表。『Software for Use(邦題:使いやすいソフトウェア―より良いユーザーインターフェースの設計を目指して)』では1999年、名誉あるJolt Award受賞。
著書は、日本語、中国語、ロシア語を含め9言語に翻訳されている。講師や教師としても非常に著名で、大規模な国際カンファレンスでの基調講演、講演活動の経験も豊富。
著作
- 『Software for Use』
- 出版:Addison-Wesley 1999.4.7
ISBN-10:0201924781 /ISBN-13:978-0201924787(Lucy Lockwoodと共著) - 『使いやすいソフトウェア―より良いユーザーインターフェースの設計を目指して』
- 出版:構造計画研究所 2005.11
ISBN-10: 4320097467 /ISBN-13: 978-4320097469(翻訳 富野 壽、岩尾 俊二) - 『The Peopleware Papers』
- 出版:Prentice Hall 2001.4.6
ISBN-10:0130601233 /ISBN-13:978-0130601230 - 『Structured Design』
- 出版:Prentice Hall 1979
ISBN-10:0138544719 /ISBN-13:9780138544713(Ed Yourdonと共著)
関連サイト
- Constantine & Lockwood, Ltd. [foruse.com]
- LabUSE [dme.uma.pt]
関連講演
-
[U1] ユーザーの作業効率向上を目指して - ソフトウェアの使用法中心設計 -
12月11日 14時45分〜15時45分 -
[Keynote-3] 使うためのデザイン - 実社会における人間活動のサポート -
12月12日 10時15分〜11時15分
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