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[S-1] 学術情報コミュニケーションとコンテンツサービスのデザイン
2007年11月17日 掲載
トラック | ストラテジー |
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開催日 | 2007年12月11日 (火) (12月11日のタイムテーブル) |
開催時間 | 13時30分〜14時30分 |
講演者 | 蔵川 圭(国立情報学研究所 学術コンテンツサービス研究開発センター 特任准教授) |
講演内容 |
学術世界における知識の創造という行為において根源的に表れる一つの現象は科 学者同士の情報コミュニケーションであろう。本や論文誌という紙媒体によ る出版流通は科学が始まって印刷技術が確立されて以来の伝統的なコミュニケー ション方法である。 ここ10年の間、こういった学術情報コミュニケーションの方法がインターネッ トやウェブという情報通信技術の発達により変化した。海外出版社を中心とした 学術論文雑誌の多くが電子化され、出版の迅速化と流通の拡大をもたらしたので ある。学術論文だけでなく、それを中心とした学術活動にかかわるサービスも活 発に生み出され、学術活動のスタイルすら変革の時期に立たされている。 講演では、インターネットやウェブを前提とした学術情報コミュニケーションに ついて現在どのようなサービスがあるのかを概観し、国立情報学研究所学術コン テンツサービス研究開発センターで行っている研究開発プロジェクトの紹介、お よび事業系の論文提供サービスCiNiiの紹介を行う。学術分野における情報アー キテクチャやシステム開発アプローチについて感じ取っていただければ幸いであ る。 |
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