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論文をみんなの手に - 学術情報サービスのユーザーエクスペリエンス・デザイン

2009年10月21日 掲載

論文をみんなの手に - 学術情報サービスのユーザーエクスペリエンス・デザイン
開催日 2009年11月18日(水)(11月18日のタイムテーブル
開催時間 15時00分~15時45分
講演者 大向 一輝 大向 一輝(国立情報学研究所 准教授)
講演内容

Web の普及による利用者の多様化や成熟に伴って、Web サービスに求められる機能や役割は大きく変わりつつある。講演者らが運営する論文情報ナビゲータ CiNii(サイニィ)においても、当初は専門家への情報提供に特化していたが、一般ユーザーからのアクセスが増加したことによってコンセプトを転換する必要に迫られた。そこで、既存のユーザーモデルの再検討や新たなユーザー層の獲得戦略に基づくリニューアルを行った結果、前年同期比2倍のアクセスを記録するとともにユーザーの満足度も大きく向上した。本講演では、学術情報サービスにおけるユーザーエクスペリエンス・デザインについて議論し、CiNii リニューアル時に行った各種施策を紹介する。