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  vol.2 の内容紹介

ITをデザインするビジネスマガジン「DESIGN IT! magazine」は、「ストラテジー(S)、デザインマネジメント(DM)、ユーザビリティ(U)、インタラクション(Ix)、情報アーキテクチャ(IA)、コンテンツマネジメント(CM)」を機軸に据えながら、最新の実践例や実務情報を交えてご紹介します。

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DESIGN IT! magazine vol.2 の内容紹介

vol.2 目次

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Feature-1: ユーザーエクスペリエンスの価格 - 経験価値の徹底究明

本誌が注目する分野や業界の「いま」を詳しくお届けする特集記事。サイトデザインや業務アプリケーションの専門家なら知っておかなければならない話題を集約し、充実した内容としてお届けします。

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製品やサービスの利活用・消費・所有などを通して、人が認知する有意義な経験を意味する「ユーザーエクスペリエンス(UX)」。UXは、製品やサービスが使いやすいかどうかだけでなく、楽しく・うれしく・心地よく経験・体験できるかを表わすものであり、製品やサービスの満足感だけでなく、企業のブランドや企業への忠誠心にもつながると言われている。だが、UXの意義は、実際の効用が企業のマネジメント層にはなかなか伝わらずに判断できないものとなっていて、なかば先進企業における企業や製品のキャッチコピーに留まってしまっているケースも多い。
本特集では、「ユーザーエクスペリエンス(UX)」というキーワードを中心に、その概念が生まれてきた背景からマネジメントの変数として位置づける方法(Part.1)、UXを実践・推進する企業の取り組み(Part.2)、そして、UXのデザイン価値を経営指標から測る最新の考え方(Part.3)を紹介する。UXに関する概念理解を経て実践への道のりを探究することで、企業と顧客双方にとっての最大のメリットをもたらしたいと考えているマネジメント層の方々はもちろん、様々な役割を持つ多くの方へ、価値ある情報と指針をお届けする。

 

Feature-2: UIから考えるビジネスに効くSOA - 経営層をはじめ企業全体を巻き込もう

本誌が注目する分野や業界の「いま」を詳しくお届けする特集記事。サイトデザインや業務アプリケーションの専門家なら知っておかなければならない話題を集約し、充実した内容としてお届けします。

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SOA(Service Oriented Architecture)は、企業システムの構築の考え方として確実に浸透しつつある。ただし、それはシステム構築技術としての側面からであり、SOAが本来目指しているビジネス面、ひいては経営面からの注目度はいまだ十分には高まっていない。原因はいくつか考えられるが、事業や経営の側面からSOA自体が分かりにくく、またそのメリットが経営層や業務担当者にとって判然としないことも大きな要因だろう。
本特集では直感的・直接的に効果が分かるUIを切り口にしたSOAのアプローチを考える。Part.1では、最初に「サービスとは何か」という最も本質的な疑問を考察し、続いて、SOAにおける開発プロセスに、ユーザーの視点を中心とした設計を取り入れていくための考え方を紹介する。Part.2では、開発プロジェクトの現場で実際に用いられている様々なテクニックを紹介しながら、「要件定義」「設計」「実装」の各フェーズにおけるポイントやその進め方を解説する。

 

Eyes

デザインとITとの横断領域で先端をいく経営者や現場リーダー達へのインタビュー。「人物」もしくは「人の眼」を通して、新潮流となっている事象やその背景、あらたなブームなどを先取りします。

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Showcase

ITデザインやUIなどに関する事例紹介。事例を読み解くための図解やテンプレートを提供することで、各事例で扱われているコア部分の関連性や方向性を示すと同時に、「使えるノウハウ」の蓄積を支援します。

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シャープ株式会社:徹底した生産性向上を狙い日本の機能美UIで実現

「業務システムにも機能美を追求したUIが必要。それが生産性を向上させる」として社内システムUI革新を進めるシャープ。そのフラッグシップとして稼働させたのが、「Adobe AIR」をベースとした経営層向け意志決定支援システム「エグゼグティブ・コックピット」だ。65型液晶を標準ディスプレイとすることを前提に、シャープ側と外部のUI開発会社の間ですり合わせながら、従来の業務システムにはない斬新なUIを実現させた取り組みを紹介。新旧の画面比較や具体的なプロジェクト体制図なども交えながら「日本ならではの機能美を持つUI」に向けて果敢なチャレンジを行ったストーリーをお届けする。

 
第一生命保険:ガイドラインの継承がUIの保守性を約束する

第一生命は2006年春に「請求案内サポートシステム」を稼働させた。複雑さが極みに達した事務手続きを簡素化する全社的な取り組みの一環だ。システム子会社の第一生命情報システムはユーザー部門と膝詰めで、システムや業務自体が抱える多くの制約の中、最高の操作性を追求しながら、700近い画面で設計・実装の標準化を図り、保守性を高めることに成功。さらに運用後も設計ガイドラインをユーザーと共有し、画面基準が確実に継承される仕組みを作り上げている。難題が多い状況において、同社はいかにして満足のいく結果にたどり着いたのか。プロジェクト内で用いられた品質コントロールのテクニックなども交えながら、その取り組みを詳しくお届けする。

 

Navigation

関連分野の第一人者やリーダーによるエッセー。著者自身の言葉でアイデアや方法論を紹介していただくことで、本誌で扱うテーマそのものの深耕を図り、読者の皆さんの気づきを喚起しながらナビゲートします。

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Column

様々な角度から本誌の関連テーマを分析しながらも、分かりやすいトーンでまとめられた連載コラム。デザイナーやクリエイターの方々はもちろん、経営者層やマネージャ層の方々にも必須の知識の拡大に役立ちます。

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Review+Communication

ITデザインに関連する国内外の新製品や新サービスをピックアップしてご紹介。また、海外誌からの最先端のマーケット情報をお届けし、世界標準も視野に置いた活発なコミュニケーションの実現を支援します。


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